和室や洋室はリフォームによっても造れますが、現在の部屋を一度改修すると簡単には元には戻せません。
現在の部屋を実際に造り替えて問題ないかは事前によく考えておく必要があり、和室と洋室の特徴はしっかり確認しておくことをおすすめします。
今回は、和室と洋室のメリット・デメリットのほか、和室を洋室にする際にかかる費用や期間もご紹介します。
リフォーム前にチェック!和室と洋室のメリット
和室のメリットは、畳がくつろぎを与えてくれることです。
畳の香りで癒され、フローリングよりも床がやわらかいため、直に座ったり横になったりしてもリラックスできます。
冬場には床の冷たさを感じにくく、じゅうたんやマットなどを無理に敷く必要もありません。
洋室のメリットは、畳よりも床が硬いため、家具類を設置しやすいことです。
大型のソファーやデスクなども安定し、床もへこみにくいでしょう。
また、床が硬いおかげで、部屋の中を車椅子で移動することもできます。
飲み物をこぼした際には水気が床にしみ込みにくく、すぐに拭き取ればあまり問題が起きません。
さらに、畳に比べてダニが発生しにくく、ダニを原因とするアレルギーの症状も出にくいです。
リフォーム前にチェック!和室と洋室のデメリット
和室のデメリットは、畳や障子などが傷みやすいことです。
畳の表面がボロボロになったり、障子が破れたりして、部屋の居心地や見た目が悪くなることも少なくありません。
また、畳にはダニがわきやすく、衛生面が気になることもあります。
洋室のデメリットは、ソファーなどの家具類がないと室内でくつろぎにくいことです。
床が硬いために直接座ったり横になったりすると疲れやすく、相応の家具類がないと部屋の居心地はあまり良くありません。
冬場にはフローリングが冷たく、じゅうたんやマットなどがないと余計に寒く感じます。
そしてフローリングはその硬さゆえに、足音が周囲に響きやすくもあります。
和室を洋室にリフォームする際の費用や期間
和室を洋室にリフォームする際にかかる費用は部屋の広さによって異なり、たとえば6~8畳なら50万円~80万円です。
部屋全体を造り替えるのではなく、あくまで部分的な工事に留めるなら、費用も少し安くなります。
たとえば6~8畳の和室の畳をフローリングに変更するのみなら、20万円~30万円で済む場合もあります。
和室から洋室へのリフォームは比較的簡単であり、工事の目安期間は2~3日です。
ただ、実際にかかる費用や期間はケースバイケースなので、工事を依頼する際に個別にご確認ください。
まとめ
和室には室内でくつろぎやすいなどのメリットがある一方、畳や障子などが傷みやすいといったデメリットもあります。
洋室には家具類を設置しやすいなどのメリットがありますが、ソファーなどがないとあまり居心地が良くないといったデメリットもあります。
リフォームにかかる費用や期間とあわせ、それぞれの特徴をよく押さえておくと良いでしょう。
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