不動産を購入するにあたって知っておくべき準備物とは？
不動産を購入する際には、買主が用意しなければならない準備物がいくつかあります。
どのようなものが必要なのかを前もって知っておけば、引き渡しまでスムーズに進みますよ。
そこで今回は、不動産の購入を検討している方に向けて、不動産を購入する際に必要な準備物をご紹介します。
不動産を購入する際に買主が用意しなければならない準備物とは？
まず不動産の購入には、段階ごとに書類や準備物が必要なので、買主が用意しなければならないものを順番にご紹介しますね。
まず気に入った不動産が見つかったら、不動産会社で購入の申し込みをします。
このとき買主が用意する準備物は、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類です。
住宅ローンを利用する場合は、事前審査を申し込みます。
銀行へ提出するのは、物件の詳細がわかるもの・収入証明書・本人確認書類です。
ほかにもローンを組んでいる場合は、返済の予定表や残高証明書も求められますので準備しておきましょう。
売主・買主の両方が売買に合意したら、いよいよ契約へと進みます。
契約の際に必要な準備物は、本人確認書類・実印・手付金・仲介手数料の半分です。
契約書は不動産会社が用意するので、しっかりと内容を確認し、署名・捺印してくださいね。
契約の際、正式に住宅ローンを申し込む場合は、先ほどお伝えした事前審査の際に用意したものに加えて、家族全員が記載された住民票や印鑑証明書も必要ですよ。
契約が無事に締結したら、残金を支払い、ようやく不動産の引き渡しです。
同じような書類が何度も必要になるので、役所へ取りに行く際には多めにもらっておきましょう。
また「発行後3カ月以内のもの」など、指定されているので、時期に注意してくださいね。
不動産購入の契約の際に代理人が立ち会う場合の準備物とは？
不動産の契約の際、買主本人が不動産会社に行けない場合には、代理人が立ち会うケースもあります。
この場合には、どのようなものが準備物として必要なのでしょうか。
まずは本人が代理人に依頼したことを証明する委任状が必要です。
委任状には本人が自筆で署名し、実印を押してください。
そのほかに、本人と代理人の両方の本人確認書と、印鑑証明書も提出します。
印鑑証明書は発行後3カ月以内のものと決められているので、その旨を代理人の方に伝えてくださいね。
まとめ
今回は、不動産を購入する際に必要な準備物についてお伝えしました。
あらかじめ知っておくことで、余裕をもって準備できますよね。
どれも大切な書類ですから、取り扱いには注意して、スムーズに契約へと進みましょう。
速やかに準備することで、引き渡しまでの時間も短縮されますので、まずは不動産会社や金融機関に確認しておきましょう。
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