日常生活を快適に健康的に過ごすために、換気は大変重要です。
特に最近の物件は気密化が進んでいるため、意図的に空気を入れ替える必要があります。
今回は効率よく外気を取り入れ室内の空気を外に出すためにはどうしたら良いのか、また換気が必要な理由や基礎知識、そして窓の開け方のポイントについてご紹介します。
換気するときの基礎知識!戸建ての窓の開け方について
窓を開けての空気循環は、室内の汚染物質を減らしてくれます。
汚染物質とは二酸化炭素や一酸化炭素、建材などからでるハウスダストやホルムアルデヒド、花粉や細菌、ウイルスなどのことです。
これらが室内に留まることにより酸素欠乏症や一酸化炭素中毒、シックハウス症候群のリスクが高まります。
特に、冷暖房が普及し室内の温度や湿度が一年を通してほとんど変わらない現代はカビやダニ、細菌などが部屋の中で繁殖しやすいです。
そういったアレルゲンが繁殖すると、アレルギー性気管支喘息・アレルギー性鼻炎などの罹患リスクが高くなるので、こまめに換気することが求められます。
なお、空気洗浄機は一部に外気を取り込む機能を持ったものもありますが、ほとんどは室内の空気を取り込み、温度調整をおこなうのみで換気機能はありません。
戸建ての換気はココが大切!窓の開け方のポイント
風は出入口があると流れやすくなるため、より効果的に換気をするためにはどこの窓を開けるかが重要です。
窓の数によって換気のポイントが異なるので、その部屋に合わせた方法を採用してください。
①窓を2か所開けられる部屋
2方向の窓を開けることが、効率よく風を取り入れるコツです。
近い位置の窓を開けても部屋の隅々まで空気を流すことはできないため、対角に近い位置の窓を開けるようにしましょう。
直線距離を長くとれる位置の窓であればなお良しです。
②窓が1か所のみの部屋
サーキュレーターをや扇風機を活用して空気を流します。
部屋のドアを開放し、サーキュレーターを窓の外に向けて運転すると、効率よく空気を入れ替えられます。
③窓がない場所の換気
収納スペースなど、窓がない部屋もあるでしょう。
そういった部屋は、空気がよどみ湿気が溜まりがちなため注意が必要です。
まずドアを開け、サーキュレーターをドアの外へ向けて稼働させます。
次に近い部屋の窓を開け、ファンを回し、廊下やキッチン、トイレなど家全体で換気すれば、窓のない部屋も一緒に空気を循環させられます。
窓がない部屋に風が入ってこない場合、風が弱い可能性があります。
その場合は風を入れたい窓を少し開け、もう片方を大きめに開けてください。
空気は小さな穴から速く入り、大きい穴から出るという特徴があるため、このように窓を開けると風が入りやすくなります。
まとめ
住宅の密閉性が高まっている現代だからこそ、意識して換気することが重要です。
正しい知識を身に着け、ぜひ健康的かつ快適に日々を過ごしましょう。
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