不動産購入のために物件探しをしていると、いろいろなタイプの建物があることに気付きます。
建物の形状ごとに呼び名があり、呼び名からはどのような建物なのかがわからない場合も少なくありません。
今回は、マンションの建物形状のなかから「雁行型」とはどのようなものかについて、特徴や注意点を解説していきましょう。
不動産購入のための住まい選びで見かける雁行型のマンションとは?
不動産購入のためにマンションを探しているときに、雁行型という言葉を見かけることがあります。
雁行型とは、マンションなどの集合住宅の建物形状の一種で、その建物を上から見たときに雁が飛んでいく姿を思わせることから名付けられました。
このタイプの建物は、それぞれの住戸を少しずつ前後にずらして建ててあるのが特徴です。
シンプルな長方形のようかん型のマンションと異なり、すべての住戸が3方向から光を取り込むことが可能です。
また、眺望や風通しが良いというメリットもあります。
このタイプのマンションは、見た目が個性的でおしゃれなものが多く、高級感ある外観も魅力のひとつです。
不動産購入前に知っておきたい雁行型の注意点についてご紹介
不動産購入の際に雁行型のマンションが気になったときのために、知っておきたい注意点についてもご紹介しておきましょう。
見た目がおしゃれで採光も期待できそうな建物形状ですが、同じ建物でも住戸の場所によって条件が異なるというのが注意点です。
雁行の形状や方向によっては隣の家の日陰になってしまうことや、隣の家から室内が見えやすくなってしまうこともあります。
また、マンションの持ち主がこだわりを持って雁行型にしたのではなく、土地の形状に合わせてなど必要に迫られてこのタイプにした場合は、ご紹介したようなメリットが得られない可能性も。
日当たりはどうなのか、プライバシーが守られているかなど、雁行型のメリットが生かされているかどうかを、内見の際にしっかり確認することが大切です。
さらに、このタイプのマンションは建築コストが高額で数が少ないことから、価格が高めなのが一般的です。
用意できる資金でマンションの購入費をまかなえるかどうかも、チェックしておきたい注意点と言えます。
まとめ
雁行型とは、上から見たときに雁が群れで飛んでいるように見えることから名付けられた、マンションの建物形状のことです。
日当たりや風通しが良い、デザイン性が高いなど、さまざまなメリットと魅力があります。
ただ、部屋の位置やつくりによっては、メリットが感じられない場合もあるため、注意点を踏まえたうえでしっかり室内のチェックをして決めるようにしましょう。
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