新築の一戸建てを購入する際に憧れる設備のひとつにルーフバルコニーがあります。
家にいながらレジャーを楽しめそうだと夢が膨らみますが、ルーフバルコニーには注意点もあります。
ルーフバルコニーのメリット・デメリットを理解して、新しい家に設置するか検討しましょう。
ルーフバルコニー付き新築のメリットを知る前に!どんな設備か知っておこう
ルーフバルコニーとはルーフテラスとも呼ばれ、階下の屋根に当たる部分をバルコニーとして活用しているものです。
同じような設備としてバルコニーがありますが、これは2階以上の部屋の外に張り出した設備のことで、階下の屋根部分を利用していません。
ベランダはバルコニーと似ており、バルコニーには屋根がないのに対しベランダには屋根があるのが特徴です。
これらの中で一番大きな面積を得られるのがルーフバルコニーです。
その広々とした空間に、テーブルや椅子、ハンモックなどを用意することで自宅にいながらアウトドア気分を味わえます。
特に住宅が密集しているようなエリアでは、開放的で日当たりのよい自分たちだけの空間を手に入れられます。
新築物件にルーフバルコニーを付けるメリット・デメリットとは?
ルーフバルコニーを設置するメリットは、なんといっても広い屋外スペースを確保できることです。
BBQやホームパーティを開催して家族や仲間と交流を深めるきっかけを与えてくれますし、子どもの遊び場としても活躍します。
夏にはプールを出して子どもを遊ばせることも可能です。
さらにガーデニングや家庭菜園にチャレンジしたり、日光を浴びながらヨガなどの運動をしたりと活用方法はさまざまです。
また洗濯物を広々とした空間で干せるので、大きな毛布や布団なども広げられます。
一方、ルーフバルコニーを設置するデメリットとしては、工事費が高くなってしまうことが挙げられます。
通常の一戸建てと比べると、階段や手すり、防水対策などが追加で発生するためです。
そのほかに雨漏りする可能性が高くなり、雨漏りすると調査や修理に費用がかかってしまいます。
また10年から20年に一度防水工事が必要な上に、ルーフバルコニーはゴミがたまるので排水口をこまめに掃除しないと雨漏りなどのトラブルが起こりがちです。
費用だけでなく掃除やメンテナンスに労力がかかってしまいます。
小さな子どもがいる家庭では、落下防止対策も心掛けなければいけません。
周囲から見えてしまう場合は目隠しなどのプライバシー対策も必要になってきます。
まとめ
ルーフバルコニーがあると家での時間が楽しくなりそうですが用途とデメリットを把握しておかないと、結局使わなくなってしまいます。
そうなると高い工事費とメンテナンス費用を払うのにもったいないですね。
メリット・デメリットを理解し、新築物件にルーフバルコニーを付けるかどうか検討しましょう。
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