空調設備を効果的に使用するには、窓の断熱性能の高さが重要です。
しかしながら、どのような窓が断熱性能に優れているのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、窓の種類ごとに断熱性能を比較して解説します。
それぞれの特徴もあわせてご説明するので、ぜひ参考にしてください。
窓の断熱性能を比較!アルミサッシの窓の特徴とは?
アルミサッシは、住宅に用いられる窓サッシのなかでももっとも一般的なものです。
軽量でありながら強度もあわせもっており、腐食やさびにも強いため、耐久性に優れています。
軽くて動かしやすいので、日々の窓の開け閉め操作も簡単です。
また、コストが安いのもアルミサッシの大きな特徴です。
樹脂サッシと比較すると、アルミサッシの本体価格は半分ほどに収まる場合もあります。
ただし、アルミは熱伝導率が高いため、ほかの素材とくらべると断熱性能に優れているとはいえません。
そのため、アルミサッシを用いると省エネ性は低くなります。
窓の断熱性能を比較!樹脂サッシの特徴とは?
樹脂サッシの一番の特徴は、断熱性能の高さです。
樹脂という素材そのものが熱を伝えにくい性質をもっており、アルミと比較するとその熱伝導率はおよそ1,000分の1とたいへん低いです。
そのため、樹脂サッシを使用した窓は省エネ性が高いといえるでしょう。
また、断熱性に優れているため結露が生じにくく、カビやダニの発生防止にもつながります。
しかし、樹脂サッシは紫外線に弱く、太陽光にあたりやすいところに設置する場合は劣化が進行しやすいです。
紫外線対策としては塗装を施す方法が挙げられますが、塗料の耐用年数は5年から10年なので、定期的なメンテナンスが必要になります。
窓の断熱性能を比較!複層ガラスの特徴とは?
複層ガラスは、年々その性能が向上していることで注目を集めています。
複層ガラスとは2枚以上のガラスで空気層を閉じ込めた構造の窓で、空気層によって断熱性能を高めているのです。
防音性能も高く、丈夫で割れにくい特徴もあります。
なかでも注目されているのが、3層のガラスで構成されたトリプルガラスです。
2層タイプのものよりも断熱性能に優れているため省エネ性が高く、耐久性や防音性も高いです。
ただ複層ガラスは、性能の高さから価格も高くなるデメリットがあります。
予算に余裕がない場合には、使用する窓を限定して複層ガラスを採用するのもおすすめです。
まとめ
窓の断熱性能をサッシとガラスの種類ごとに比較して解説しました。
アルミサッシは低コストですが断熱性能が低く、省エネ効果は期待できません。
樹脂サッシや複層ガラスは断熱性能が高いですが、アルミサッシよりも費用がかかります。
しかし、断熱性が高いと省エネ効果があるため、空調の電気代の節約にもつながるでしょう。
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