家を新築する際、「収納」は意外と意識されていません。
収納スペースが足りないと、家の中が散らかった印象になってしまい、「こんなはずじゃなかった!」ということもよくあります。
そこで、住空間の邪魔にならない収納スペース「床下収納」について、解説します。
住空間を守る「床下収納」の重要性と効果的な活用方法
モデルルームやインテリア雑誌などで描いていた、あこがれの新築住宅。
実際に住み始めると、モノが増え、それを入れる収納ボックスや棚がさらに増える…、といった悪循環が起こりがち。
そんなことにならないためには、住空間を狭めずにすっきりとモノが収まる「床下収納」が効果的です。
「床下収納」の設置に適した場所をあげてみました。
●キッチン
キッチンの床下収納は、お酒や缶詰、パスタなどの麺類、ジャム、非常食など、長期保存できるものの収納に向いています。
●洗面所
お風呂に近い洗面所の床下収納には、タオルや洗剤、掃除道具などを入れておくと便利です。
ただし、湿気が多い場所なのでカビが発生しやすいため、防カビ剤を施したり、こまめに掃除をすることが必要です。
●和室
和室のある家なら、畳の下に床下収納を取り入れてみましょう。
布団や衣類などの日用品のほか、おもちゃや花器などをしまうこともできます。
●小上がり
「小上がり」の床下の空間を利用すれば、大きな収納スペースを確保できます。
和室なら畳を外せば下が収納スペースになりますね。
比較的大きなスペースなので、シーズンオフの布団や衣類など、かさばって場所を取るものを入れるとよいでしょう。
床下収納がある家のメリットとデメリット
メリット
●床面積をとらずに収納を確保できる
クローゼットやパントリーと違って、床下空間を使う収納は、部屋のスペースを狭めることなく収納を確保することができます。
●部屋の中の動線を邪魔しない
タンスなどは場所をとると同時に、生活動線を遮ることもあります。
デメリット
●気密性が保てない
せっかく気密性の高い構造にしても、収納のフタのすき間から空気や熱が逃げやすい点があげられます。
高気密・高断熱住宅を建てるなら、フタ裏に断熱材のついた、床下の冷気やすき間風が侵入しにくい素材を使うとよいでしょう。
●湿気が溜まりやすい
床下は湿気が溜まりやすいため、カビやニオイが発生しやすくなります。
こまめに収納ボックスを取り外して掃除することで、湿気によるカビの発生や繁殖を抑制できます。
また、収納ボックスに防カビ剤を塗布しておくと、さらに効果が高まります。
まとめ
床下収納のおすすめ活用法やメリット・デメリットについて解説しました。
整然とした住空間は居心地のよいものです。
床下収納を有効に使った素敵な新築住宅を実現してくださいね。
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