中古戸建てを購入して自分の好きなように手を入れたいとしたら、リフォームをするか、建て替えるかという選択に悩まれるかもしれません。
そもそもその二つはどう違うのか、またそれぞれを選んだ場合のメリット・デメリットについてご紹介します。
中古戸建てはどうするべき?リフォームと建て替えの違い
リフォームとは、建っている家の基礎部分を残したまま、部分的もしくは全体を改築、修繕することです。
キッチンやお風呂場を新しくする、または外壁や屋根だけを綺麗にするといったことから、間取りを大きく変更し、新築同様にしてしまう大掛かりな工事までさまざまです。
建て替えとは、今の建物は一度すべて壊してしまい、新しく一から建て直すことをいいます。
もともとの建物を残すのか壊すのか、ここが違いです。
リフォームにかかる期間は工事の規模によるため、一日で終わるものから数か月かかるものまでさまざまですが、建て替えの場合は3~8か月ほどと長くかかる場合がほとんどでしょう。
中古戸建てをリフォームまたは建て替えするときのメリット・デメリット
リフォームは必要な部分だけを直すことができる、工期が短くてすむなどの点がメリットとして挙げられます。
生活していて「ここがもう少しこうだったら…」という小さな悩みを解決するためにはリフォームで十分です。
部分的な改修であれば、家に居ながらにして工事ができることもあります。
逆に、全体の間取りを変えたい、家は老朽化してしまって住みにくいが今後も長く住み続けたいといった場合には、建て替えがおすすめです。
費用はかかりますが、好きな間取りを一から考えられる、最新の耐震・耐熱構造を取り入れられるといったように、自由に思い通りの家を建てられるのが建て替えのメリットです。
ただし、すべての中古戸建てが建て替えできるとは限りません。
土地によっては今の家よりも狭い家しか建てることができなかったり、そもそも建て替え不可という場合もありますので確認が必要です。
また長い工事になりますのでその間の仮住まいや引っ越しが必要ですし、登記や固定資産税、不動産取得税といった各種費用がかかってしまう点にも注意しましょう。
リフォームであっても、間取りを大きく変えて基礎だけ残しすべて新しくすることは可能ですが、規模によっては建て替えよりコストがかかってしまうこともあります。
また理想を追求しすぎたり家の損傷が激しかったりした場合、当初予定していたよりも費用がかさんでしまうこともありますので、注意が必要です。
まとめ
今の家のどこを変えていきたいのか、今後どれだけ長く住み続けるのか、予算はどれくらいか、状況はさまざまです。
どのような改善をするべきか整理して、それぞれの違いやメリット・デメリットを把握して適切な工事を選びましょう。
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