戸建てを建てる時には、自分の長年の夢を思いっきり詰め込みたいものですよね。
趣味のスペースにも使える秘密基地のような地下室がある家に憧れているという方も少なくないのでは?
でも実は戸建てに地下室を作って後悔した…なんて話を耳にすることも。
今回は、そんな地下室を作って後悔した事例とともに、対策についても紹介していきます。
戸建てに地下室を作って後悔した事例とは?
まずは実際の失敗談と共に、地下室を作って失敗した事例を見ていきましょう。
1.採光対策ができていなかった
「地下室だから日の光が入らないのは当然だろうと思っていたのですが、まったく光が差し込まない部屋はなんとも薄暗く、長居するにはあまり適していませんでした。
なんとなく湿気がこもった重たい感じがして、気分も沈みがちになっていく感じがしてしまいます。」
2.湿気対策が不十分だった
「地下だから、夏は涼しく冬は暖かさを感じられるような部屋になるだろうと思っていたのですが、それ以前に湿気がこもって結露やカビに悩まされています。
通気やそれに変わる対策を十分に考えずにいたため、ジメジメとした空間になってしまいました。
湿気対策にもしっかりと費用を割くべきだった…と、今更ながらに後悔しています。」
3.思い入ればかりを優先し過ぎて…
「地下室は、昔からの憧れでした。
幼い頃に見たヒーローの秘密基地を思い描き、長年の自分の憧れを実現すべく地下室を作ったのですが、結局必要のないスペースとなってしまった気がします。」
地下室は後からリフォームするにも難しい場所です。
利用用途を決めておかないと、単なる暗いだけの空間となってしまう可能性も。
採光や湿気対策も忘れずに、実用性のあるスペースにしたいですね。
戸建てに地下室を作るなら後悔しないよう対策を!
地下室を作るなら押さえておきたいポイントがあります。
●1.確実な地盤調査
●2.換気システムの設置
●3.ドライエリアの設置
●4.実績のある業者選び
まず「確実な地盤調査」ですが、もし地番が緩かった場合には地下を掘ることはできません。
地下室の上には通常の住宅を建てるわけですから、強固な地盤でなければその上に住宅を建てることは叶いません。
万が一、地盤が軟弱だったとしても地盤改良工事を行えば対応することも可能ですが、それだけ費用がかさみますのでしっかりと確認した上で進めていきましょう。
「換気システムの設置」は、失敗談でもご紹介した地下室の湿気問題への対策です。
同時に除湿システム、ならびに排水設備についても整えておくべきでしょう。
「ドライエリア」とは、地下室に開口部を設置するため、自宅周りの地面を掘って作るスペースのことを指します。
このドライエリアを設けることで、地下室に日の光が差し込むだけではなく、換気することもできるのです。
換気システムともに上手に併用することをおすすめします。
そして重要なのが「実績のある業者選び」です。
値段や住宅デザインだけで選んでしまうと、後々大きな問題が生じてしまうこともありますので、安易な選択は禁物です。
まとめ
戸建てに地下室を作って失敗した事例ならびに対策についてご紹介しました。
昔からの憧れを実現させるという安易な考えだけでは失敗に終わることも。
ご紹介したポイントも参考にしてよく検討してくださいね。
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