不動産売却のリースバックとは メリットとデメリットもあわせてご紹介
不動産売却を検討しているのであれば、リースバックについてくわしく知っておきましょう。
今回はリースバックとはどんなものか、リースバックのメリットやデメリットをあわせてご紹介します。
ローンの返済に困り不動産売却を検討している方必見です。
不動産売却におけるリースバックとは
リースバックの仕組みは、自宅などの不動産をリースバックをしている不動産会社に売却し、買主に月額のリース料を支払うことで売却後もその不動産(家）に住み続けられます。
住宅ローンの返済が難しいケースや、まとまった現金が必要なケースも利用できます。
リバースモーゲージとは自宅を担保にして金融会社などからお金を借り、返済は亡くなった後に自宅を売却し一括返済となります。
リースバックと混同されがちなので注意しましょう。
リースバックをするメリット
リースバックをおこなうメリットは主に3つです。
●家を売却しても住み続けることができる
●固定資産税などの家を持つ維持費が不要になる
●再度購入も可能になる
不動産を売却してしまうと、住む家が無くなってしまうと思うかもしれませんが、リースバックではその心配はなく固定資産税などの維持費の支払いも必要ありません。
お金が貯まれば、少し高くなるケースが多いですが売却した不動産を再度購入することもできます。
リースバックのデメリット
リースバックのデメリットは主に2つあります。
●売却価格は通常売却価格よりも安い
●リフォームなどをするにはオーナーの許可が必要になる
不動産の売却価格は通常売却よりも100～200万円程度低いケースが多く、この売却価格によってリース料も変動します。
場合によっては周辺住宅の家賃相場よりもリース料が高くなってしまうケースがあり、デメリットになる可能性もあります。
また、リースバックでは売却後も住み続けられるので「持ち家」と勘違いしてしまい、建て替えやリフォームを勝手にしてしまう方もいます。
しかし、あくまでもオーナーは買い取った不動産会社です。
老朽化などでリフォームや建て替えをするには売却したオーナー（不動産会社）の許可が必要になります。
まとめ
今回はリースバックとはどんなものか、リースバックのメリットやデメリットをあわせてご紹介しました。
不動産売却をおこなっても、家を失わなくてすむメリットは大きいです。
しかし、リースバックにはデメリットもあるため本当にリースバックをするのが最適なのか一度考えてから決断しましょう。
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