マイホームを購入するとき、最初に必要となるのが「頭金」と「手付金」です。
頭金、手付金ともに現金で用意する必要がありますが、頭金と手付金の違いをあいまいに認識している人はいませんか?
どんな意味があるのか、何に使われるのかを理解したうえで納得して支払いたいもの。
ここでは、頭金と手付金の違いや諸費用の内訳、さらにローンを組む際の注意点について解説します。
現金で支払うマイホームの「頭金」と「手付金」の違いとは
頭金、手付金ともに売買契約締結時に現金で支払う費用です。
頭金は、ローンを組む際に必要となる費用で、頭金が多いほどローン返済額は少なくなり、少ないほど返済額が多くなります。
つまり、頭金は不動産購入金額の一部を前払いで支払っているのです。
一方で、手付金は売買契約における人質のようなもの。
買主に債務不履行があった場合、支払った手付金は売主のものになり、売主に債務不履行があった場合は、手付金の2倍の額を売主が買主に支払います。
このように、手付金はお互いが安易に契約をキャンセルできないようにする意味を持っているのです。
仲介手数料などマイホーム購入に必要な頭金や手付金以外の諸費用
不動産購入時には、頭金や手付金以外にもさまざまな諸費用が必要です。
主な費用としては、成約価格×3%+6万円を上限とする仲介手数料、印紙税1~2万円、土地の評価額×2%の登記費用、3~5万円程度の司法書士報酬があります。
そのほか、引越し費用や家具・家電購入費用なども念頭に置いておくといざというときに焦らずに済みますよ。
頭金や手付金以外にも!知っておきたいマイホーム購入でローンを組むときの注意点
不動産を購入する場合、多くの人がローンの借り入れをします。
ローンを組むときに必要な頭金の相場は2割程度といわれていますが、多ければ多いほどいいのでしょうか?
ローンの頭金が多くなれば、返済額は減りますが、同時に手元に残る現金も減ります。
後々不安にならない額を頭金にすることが大切です。
また、頭金を少ししか用意できなかったとしても、夫婦共働きするなどきちんと返済計画を立てることで乗り越えられます。
どうしても頭金を準備できない場合は、頭金0円のローンを視野に入れて検討するのもひとつの手段ですが、その分返済額は増えるため、長期的な返済計画を立てることがポイントとなるでしょう。
まとめ
マイホーム購入時に必要となる諸費用について解説しました。
頭金や手付金以外にも現金で必要となる費用があるため、あらかじめ計算しておくことが大切です。
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