不動産を売買するとなると、売り手と買い手は密なコミュニケーションをとることとになります。
話のなかで「どうして不動産を手放すことになったのか」という理由も聞かれるでしょう。
この記事では、不動際の売却理由を例としていくつか提示し、それらを伝えるべきか否かについて解説します。
納得のいく理由もあれば、売却が困難となるような理由もあるでしょう。
上手に伝えられるよう参考にしてください。
不動産の売却理由はどういったものが多い?6つの例を紹介
まずは、どういった理由で不動産が売却されているのかを見ていきましょう。
理由①家族のための住み替えによる売却
家族が増えたことにより、手狭となってしまった家を売却しようと考える人は多くいます。
●結婚
●出産
●同居
●介護
いずれも、家のサイズや規模を大きくするための前向きな住み替えです。
理由②ライフスタイルの変化による売却
生活スタイルや環境が変わることで、長年住んだ家を手放す人もいます。
●転勤
●定年
●通学しやすい場所に住む
通勤や通学は毎日のことなので、生活の拠点となる家を変える人もいます。
こちらも売却理由としては前向きでしょう。
理由③相続による売却
遺産相続をする、されたことによって不動産の売却を検討する人もいます。
●相続によって取得した不動産を売る
●不動産を現金化して相続税に回すため
不動産と相続の話題はセットとなることも多く、理由となるのも頷けます。
理由④資金整理・調達のための売却
●住宅ローンの返済が難しくなった
●資金調達
住宅ローンの返済を考慮した住み替えや、不動産を現金化することで資金を得るケースもあります。
理由⑤離別による売却
●離婚
残念ながら離婚も不動産の売却理由の一つです。
理由⑥より良い家に住みたい
ただ漠然と、今の家より良い家に住みたいと売却を検討する人もなかにはいます。
しかし、この理由だけは内容によって伝え方に注意する必要があります。
なかには「より良い家に住み替えるため」という理由もありました。
売却理由は買主に伝えるべきなのか?
売却理由を伝えるべきか否かについてのポイントは、その理由が誰にとってもデメリットとなるかどうかです。
たとえば家族構成の変化や通勤通学のための売却は、その家族にとって不動産が合わなくなっただけです。
住宅ローンや資金調達も、買い主に同じ理由が該当するとは限りません。
逆に問題となる理由は、「道路が近く昼夜を問わずうるさい」、「日によって異臭がする」といった誰にとっても不利益となる売却理由です。
一言でまとめてしまえば「より良い家に住み替えるため」ではありますが、あえて売却理由として伝えると物件の価値を下げかねません。
しかし、隠して売却するのも後々のトラブルを考えるとおすすめできません。
不動産業者に注意事項として伝えてもらう、代わりのメリットとなるポイントを十分伝えるなどをする工夫が必要となるでしょう。
まとめ
不動産の売却理由について、どういったものがあるのか詳細を見てきました。
理由の大半はポジティブに捉えられるものですが、不動産が抱えるデメリットが出てくるものは厄介です。
しかし、伝えずトラブルに発展するリスクもあるので、伝え方には細心の注意を払うことをおすすめします。
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