家にかける災害保険とは?加入の必要性について解説!
家を購入する際、災害への備えとして保険への加入を勧められることがあります。
ですが、実際のところ災害保険は必要になるのかわからないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、火災保険や地震保険といった災害保険によって具体的にどんな補償を受けられるのか、また加入の必要性について解説します。
火災保険の補償範囲とは?
災害保険に分類される保険が、「火災保険」と「地震保険」です。
火災保険では、火災や電化製品の破損、破裂や爆発などに対する補償のほか、風災・雪災・水災などの自然災害が原因となって発生した損害についても補償されます。
さらに、保険会社によっては空き巣による窃盗や排水管の詰まりなど、日常生活で起こり得る破損も補償対象となる特約などがあります。
しかし、地震・津波・噴火などが原因となって起きてしまった際の火災、損壊・埋没・流出などによる損害は補償対象外です。
くわえて、金銭的価値のあるもの・知的財産・無形財産・生物、そして建物の外に持ち出されたものについても補償範囲外です。
地震保険の補償範囲とは?
地震・津波・噴火が原因で起こった火災、損壊・地震による液状化などで建物が沈下した場合、そして埋没や流出などによる損害が補償範囲です。
ただし、地震などが起こった際に保険の対象となるものを紛失または盗難によって失った場合、その損害は補償範囲外となります。
また、塀や門などにだけ損害が生じたけれど家そのものが無事だった場合、地震発生日の翌日から10日後に生じた損害などについても補償範囲外となります。
保険会社によっては特約が必要となるものや、上記以外にも補償範囲外となるものもあるため、どういったケースが補償範囲に当たるのかをきちんと把握しておくことが大切です。
家に災害保険をかける必要性は?
地震や火災が実際に起こるかどうかわからないのに、「高いお金をかける必要性があるのか」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、地震や津波などによって住宅などが全壊した場合の再建費用は、平均2,500万円ほどと言われています。
ただし、生活再建に必要な費用は公的支援だけでは賄えません。
また、火災の場合は自分の家だけでなく他人の家にまで損害を与えてしまうケースが多く、自費のみではすべての費用を賄えない場合があります。
このような事態に備えるために、災害保険に加入することは、より安心して生活が送れることにもつながります。
まとめ
基本的に火災保険や地震保険は、保険会社ごとに補償範囲が決められており、さまざまな特約などによって補償範囲を広げることも可能です。
万が一災害が起こったときのために、地震保険や火災保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
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