返済不可となった住宅ローンの対処法とは?競売と任意売却についてご紹介
収入の減少や環境の変化などで、住宅ローンの返済が難しくなりそう、または困難になってしまった方も珍しくありません。
今回は、返済不可となった住宅ローンの対処法や、競売と任意売却についてご紹介します。
住宅ローンが返済不可になった場合の対処法
まず、住宅ローンを1~2か月滞納すると、ローンをしている金融機関から督促状が届きます。
この督促状を無視し続けていると、競売で強制的に住宅を売却されることになります。
住宅ローンが返済困難になった場合の対処法は、主に6つです。
●金融機関にローンの条件変更を相談する
●借り換えの検討
●保険適用できるか確認
●売却(任意売却や競売)を検討する
●個人再生の利用
●新型コロナウイルス関連の給付金や補助金の申請
返済が困難になっているだけであれば、このような対処法で住宅ローンを返済できるようにすることができます。
しかし、返済不可になった場合は売却をするしかなくなります。
住宅ローンが返済不可になった際の競売の流れ
住宅ローンが返済不可になり、住宅ローンの一括返済を求められ任意売却の同意も貰えなかった場合、住宅は競売にかけられます。
住宅ローンの返済が困難になり、競売にかけられた場合の流れはとしてはまず裁判所へ申し立てがおこなわれます。
そうすると競売開始を伝える通知が届くので、次におこなわれるのは現地調査です。
現地調査で建物の状態などをくわしく調査され、入札開始です。
基本的に競売が始まってしまえば、何もすることはありません。
あとは度のタイミングで売れるのか、待ちます。
競売にかけられる物件は、相場の7割程度の価格しかつかない場合がほとんどです。
売却金で補填しても残ってしまった住宅ローンはその後も返済し続ける必要があります。
また、物件が入札された場合、入札した方が代金を支払ったらすぐに退去するしなければいけません。
引っ越しまでの期間もかなり短いので、競売が始まった時点で引っ越しの用意を始めましょう。
住宅ローンが返済不可になった場合の任意売却とは
任意売却とは、債権者である金融機関から承諾を得て、ローンが残っている住宅を売却することです。
住宅ローンが返済不可になった際に、ローンを組んでいる金融会社から任意売却の同意が貰えた場合、住宅の任意売却をおこなえます。
任意売却のメリットは主に4つです。
●競売よりも高く売れる場合が多い
●自分主導で売却をおこなえる
●売却のための諸費用を売却したお金から支払える
●最大30万円の引っ越し費用を売却したお金から貰える
売却後のローン返済の負担などをできるだけ少なくしたいのであれば、競売よりも任意売却のほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、返済不可となった住宅ローンの対処法や、競売と任意売却ついてご紹介しました。
住宅ローンの返済が難しくなりそうな場合は、早めに行動することで、さまざまな救済措置が利用できます。
競売や任意売却は、住宅ローンの返済ができないときの最終手段です。
住宅ローンの返済でお困りの際は、なるべく早い段階で金融機関などに相談することをおすすめします。
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