便利に使える地下室付きの家ですが、いざ売却しようと思ってもなかなか売れないケースがあります。
地下室付きの家には売却のさまたげとなる原因があり、こうした点を把握しなければ上手に売却できません。
そこで今回は、地下室付きの家が売却しにくい原因・地下室のメリット・上手な売却方法を解説します。
地下室付きの家が売却しにくい原因
なぜ地下室付きの家がなかなか売れにくいかについては、主に3つの原因が考えられます。
1つ目の原因は、地下室は建築費用が高いため、地下室のない物件よりも売り出し価格を高く設定するケースが多いためです。
2つ目には、気密性の高い地下室は通気性が悪く結露が発生しやすいため、建物全体が湿気で傷みやすいことです。
3つ目は、地下室付きの家はひな壇のような土地や、狭い土地など需要の少ない場所に建てられることが多く、買い手が付きにくいからです。
このほかにも、解体費用が高くなる・台風や大雨で浸水のリスクがある・維持や管理にコストがかかるなども、地下室付きの家が売却しにくい理由となります。
地下室付きの家を売却するときにアピールしたいメリット
一般的には敬遠されやすい地下室付きの家ですが、特定の趣味や目的を持つ方にとっては魅力的な物件となります。
地下室のすぐれた防音性をアピールすると、ホームシアター・楽器演奏・トレーニングマシンなどを楽しみたい買い手候補が見つかりやすいでしょう。
また、気密性にすぐれ年中気温が安定している地下室は、ワインセラーや絵画の保管に最適です。
さらに、地下深くに基礎部分がある地下室付きの家には、すぐれた耐震性能がある点もアピールしてみましょう。
地震による家屋倒壊リスクを減らしたい買い手候補にとっては、地下室付きの家は魅力ある選択肢となります。
地下室付きの家を上手に売却する方法
地下室の存在がネックとなり売却しにくくなっているならば、地下室を埋めるため建物を解体し、更地として売ることも検討しましょう。
解体費用はかかりますが、早期売却につながり想定よりも高値で売れるかもしれません。
また、更地にするための解体費用の分だけ価格を下げるのも1つの方法です。
この場合は、解体費用の見積もりを取り、いくら値引きすれば良いか考えてみてください。
さらに、地下室のメリットを十分にアピールすると、ホームシアターやワインセラーに最適な物件を探している買い手候補が見つかり、地下室付きの家の価値を高く評価してくれます。
まとめ
地下室付きの家は、価格の高さや需要の低さなどから売れにくい傾向があります。
そのため、売却時にはホームシアターやワインセラーとして活用できるなどのメリットをアピールすることをおすすめします。
上手に売却するには、メリットのアピールだけでなく、更地にして売却したり価格を下げたりすることも考えてみてください。
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