今までに不動産売却を経験していない方のなかには、「購入申込書が何かわからない」という方がいます。
一般的に知られている書類ではないため、どのような内容の書類なのかがわからないためです。
そこで、この記事では、購入申込書とはどういった書類なのかや項目の見方や注意点について解説します。
不動産売却時に購入希望者から届く購入申込書とは?
不動産売却の購入申込書とは、買主が物件を購入する意思があることを売主に対して示す書類です。
購入申込書はあくまでも意思表示をおこなうものであるため、提出後も売買契約と違って申し込みをキャンセルできます。
したがって、購入申込書が届いたからと言って売却が成立したわけではないことを理解しておきましょう。
不動産売却時に届く購入申込書の見方や記載項目
購入申込書には、次の内容が記載されています。
「売買価格・手付金・引き渡し予定日・住宅ローン利用の有無・借入額・売買契約日」です。
つまり、購入申込書を確認することで買主が提示する条件が詳しく記載されています。
そのため、購入申込書を確認して自身の売却条件と乖離がないのかを確認することが可能です。
仮に条件に乖離がある場合は買主と交渉したり、そもそも売却を拒否したりすることもできます。
見方や記載内容を理解してたうえで不動産の売買契約を交わす前に購入申込書を確認しておきましょう。
不動産売却時に届く購入申込書が届いたときの注意点とは?
不動産売却時の購入申込書が届いたときに次の記載事項を確認しておく必要があります。
まず、確認すべき記載事項は「購入希望額」です。
希望する売却金額よりも値引きされた金額が記載されていることが多く、譲歩できる金額なのかを判断します。
次に、確認すべき記載事項は「手付金」です。
手付金の設定金額があまり少ないと買主が簡単にキャンセルできてしまいます。
そのため、目安となる「10%前後」の金額になっているかを確認しましょう。
最後に確認すべき記載事項は「購入希望日」です。
購入申込書が届いて日からあまりに離れすぎていると、買主がキャンセルする可能性が高くなります。
そのため、遅くても1週間以内には売買契約を締結できるように購入希望日が設定されているかを確認しましょう。
まとめ
不動産売却時に購入希望者から届く購入申込書には、買主が提示している条件が記載されています。
そのため、購入申込書に記載されている内容と自身の条件に乖離があるのかを確認することが可能です。
不動産売却に失敗しないためにも注意点を押さえたうえで、購入申込書の内容を必ず確認するようにしてください。
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