土地の売却活動をおこなっている方のなかには、なぜ売れないのか不安を抱いている方もいるでしょう。
売却できないと固定資産税などが発生するため、すぐに売りたいと考えている方も多いはずです。
今回は、土地が売れない理由について、対処方法もあわせて解説していきます。
土地が売れない理由
土地が売れない理由としては、主に以下の3点が挙げられます。
1つ目は、売り出している価格が高いという点です。
高く売りたいなどの理由により、相場よりも高額な価格で売り出していると、購入希望者から検討してもらいにくくなり買主が現れなくなってしまいます。
2つ目は、土地の条件が悪い可能性がある点です。
具体的には、土地の面積が狭すぎたり、敷地内に急な斜面がある土地などは条件が悪い土地と認識されてしまうため、一般的な相場価格では売却しにくい傾向にあります。
3つ目は、隣地との境界が明確ではない土地です。
境界線が正確に定まっていない土地は、隣地所有者と裁判に発展するようなトラブルが起こりやすくなっています。
このため、後々起こり得るトラブルを懸念されて買主が見つからないのかもしれません。
このように、さまざまな理由により売れない可能性があるため、よく分析して根本的な原因を明確にするようにしましょう。
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土地が売れないとどうなるのか
土地が売れない場合、どうなるのか不安に思う方もいるでしょう。
仮に、土地が売れない場合は毎年税金がかかるうえに、管理費の費用負担を負うという事態に陥ります。
金額は土地の価値や状況によって異なりますが、決して安い金額ではないため、できるだけ早く売れるように対策をおこなうことが必要です。
また、費用以外でも懸念事項があります。
それは、土地の管理をおこたってしまうと、近隣とトラブルになってしまい最悪の場合損害賠償を請求される事態に陥ってしまうかもしれません。
このように、土地を売却できずにいるとさまざまなリスクが発生するため、早急に適切な対処を施すようにしましょう。
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土地が売れないときの対処方法
一定期間土地の売却活動をおこなっても売れない場合、状況に応じてさまざまな対処方法をおこなってみてください。
まずは、土地の条件の改善です。
たとえば、隣地との境界線が明確でない場合、隣地所有者の立会いと確認のもと確定することで、悪い条件を解消することができます。
次は、価格の値下げです。
今売り出している価格を20%ほど値下げすることで、買主が見つかりやすくなるでしょう。
万が一、上記の施策をおこなっても売れない場合は寄付を検討してみるのも1つの改善策です。
知人などの個人に譲渡することで、土地の維持にかかるランニングコストを無くすことができます。
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まとめ
今回は、土地が売れない理由や、売れなかったらどうなるのか、対処方法もあわせて解説していきます。
土地が売れない理由は、条件の悪さや価格が高額など、さまざまな要素が考えられます。
この記事で紹介した内容を参考に、状況の改善を図って売却しやすくなるよう工夫してみてください。
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